【映画】第17回ムビリオ/「9時から5時まで」
ビブリオバトルのルールで映画を紹介しあうイベント「ムビリオバトル大阪」を主催している。
moviliobattleosaka.wixsite.com
気づけば第17回まで開催していた。こんなに続くとは思っていなかった…あまり気を張りすぎずゆるくやっているところと、何より参加してくれる皆さんの素晴らしさが楽しくやれている秘訣かと思う。
毎回心底「はあ楽しかった」と終えられるイベントなのだが、個人的に今回はとりわけ神回だったのではないかと勝手に思っている。事前に発表作を聞いて擦り合わせるようなことは一切していないにも関わらずバラエティ豊かで面白そうな作品ばかりで、みんなして「全部見たい」と呻きながらの苦渋の投票となった。
発表作品はこちら↓
続きを読むバズってないけど好きなNetflix番組たち
スピードキューバーズ: 世界を見据えてwww.youtube.com
2020年 | 40分 | ドキュメンタリー
あらすじ:ルービックキューブを解くタイムを競う「スピードキューブ」で記録のトップを争う二人の友情と世界大会の行方を追う。
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元々ルービックキューブに興味は全然なかったけれど、たまたまオススメとして表示されたので「よく分からないけど40分ならご飯食べながら観るのにちょうどいいか」と何気なく再生したら大当たりだった作品。文字通り目にもとまらぬ速さで面を揃えてしまうプレイヤーたちの手技には思わず目を奪われる一方で、世界トップレベルであっても出し抜くよりもまず友愛を大事にする姿勢が眩しい。メインの二人のうちの一人であるマックス・パークさんは自閉症でもあり、同じく傑出した自閉スペクトラム症の人物が活躍する大ヒットドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」ロスの方にもおすすめしたい。短いので是非!
クレイジー・エックス・ガールフレンドwww.youtube.com
2015年 | 1話40分強×4シーズン | ドラマ
あらすじ:ニューヨークのエリート弁護士として働いていたレベッカは、高校のときに少し付き合っていたきりの元カレ・ジョシュと街中でばったり再会。出世話を蹴って衝動的に彼の住む西海岸の地方へ引っ越してしまう。
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毎週放送のTVドラマでオリジナル曲のみのミュージカルをやってしまうというすごい作品。かなりコメディ色が強く下ネタやキツイ笑いも多いけれど根っこは真摯で、だんだんタイトルの「クレイジー」という単語の受け止め方が変わってくる。全部見ようとすると結構長いけどその価値はあると思う。
↑のYouTube動画は初期の名曲のパフォーマンスだけど、英語がわからなくてもなんとなく言わんとするメッセージは伝わると思うのでよろしければ是非見てほしい。もちろんこれ以外にも名曲は枚挙にいとまなし。
ベイキングインポッシブルwww.youtube.com
2021 | 1シーズン | コンペ番組
あらすじ:初対面のエンジニアとお菓子職人がペアを組み、ベイキングとエンジニアリングを組み合わせた「ベイキニア」に挑む。
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コンペ番組は色々あるが、これはお菓子職人とエンジニアという異質な職種の二人がコンビを組んで課題に取り組むという点が他とは一線を画している。食べられる素材を使って船(実際に浮かべて走らせる)、ピタゴラ装置(実際に稼働させる)、耐震タワー(実際に揺らす)といった大掛かりなものを作る絵面はかなりぶっ飛んでいて手に汗握ること必至。人間の技術とイマジネーションってすごい。人種や性別がばらけているだけでなく移民の方が多かったりと、出演者のバックグラウンドが多様なところも楽しくていい。ただ相当に食材を無駄にするので、そこがイヤな方はいるかも。シーズン2を熱烈希望。
トールガール
2019年 | 103分 | 映画
あらすじ:高校生の女の子・ジョディは身長が187cmあることがコンプレックスで、目立つことを避けてきた。しかしある日やってきた自分より長身の留学生に一目惚れする。
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いくつか見たネトフリのティーン向けロマコメの中では一番好き。長身がコンプレックスの女子というのはときどき見る設定ではあれど、187cm(主演のエヴァ・ミッシェルさんの身長と同じ)というのはアメリカ芸能界の層の厚さを感じる…。グリフィン・グラックやサブリナ・カーペンターをはじめとする他のキャラクターも皆キュート。気軽に見られるので、そういう気分のときにおすすめ。
Wordleとなかまたち
一時期突然大ブレイクしたWordleをいまだにほぼ毎日やってしまっている。ゲーム自体の面白さもさることながら、1日1問しか解けないというストイックな制限がかかっているのが素晴らしいと思う。長期間飽きずに新鮮に遊べるし、半日潰してしまうようなこともない。今更感はあるものの、好きなのでWordleとおすすめの派生ゲームを紹介したい。
基本のゲーム。適当な英単語を入力した結果をもとに、その日のお題になっている英単語を当てるというもので、しばらく遊んでいるうちになんとなく理解できるであろうシンプルなルール。回答は6回まで入力できるのだが、私はギリギリ手前の5回で当てるパターンが一番多いのに最後まで失敗することは稀で、ゲームバランスの絶妙さに唸らされる。視覚的なデザインも、簡素に見えて飽きさせない。さすが元祖。
雨後の筍のように出てきたWordleの派生ゲーム1つめ。複合語を作る2つの英単語(例えばPublic School)を当てる。こちらは試行の回数制限がないけど、ゲームオーバーがないということは答えを知りたければ自分で当てるしかない。「全然わからない」と長考して苦戦したあとにいきなりパッとひらめくことが多くて、その瞬間が好き。
Crosswordle - Sudoku meets Wordle
ゲームとしては一番好きかもしれない。Wordleのゲーム画面を逆に辿るような仕組みになっていて、初見でいきなりやるのは難しいかもしれないけど、Wordleを何回かプレイしてそちらに慣れた後だと感覚的にすぐ理解できると思う。試行回数の制限がない代わりに、下の方にかかった時間がチクタク表示されていて焦る。ごく稀に1分を切れたときの嬉しさはひとしお。なんとなくそれっぽいアルファベットを入力してみたら有効な英単語として通ることも結構あるので臆せず適当に入力してみよう。ページの名前は「Crosswordle - Sudoku meets Wordle」となってるけど、クロスワードとも数独とも別に似てないような気はする。
お題となっているビートルズの曲を当てるゲーム。もはやWordleのルールとほぼ関係ないな。歌詞に出てくる単語から当てるモードと、数秒の曲の断片を聞いて当てるモードがある。人間、意外と知ってる曲なら1秒ぐらいで何の曲か分かるんやな…と脳の神秘に感慨深くなってしまう。ビートルズ以外のアーティストでも似たようなゲームが出ているようなので、あの人の曲なら自信がある!という推しがいる方はアーティスト名+Wordleで検索すると何か見つかるかも。上で紹介したゲームたちに比べるとやや動作が不安定なときがある(一番酷いときはヒントとして流れる曲と正解の曲がまったく違っていた)ので、広い心で挑もう。ときどき歌詞のヒントで最初からいきなりタイトルに含まれている単語を出してしまうあたりもお茶目というか。
第16回ムビリオ/「アパートの鍵貸します」
本日第16回ムビリオバトル大阪を無事終えることが出来た。
moviliobattleosaka.wixsite.com
新型コロナウイルスが流行真っ最中なのでTwitterのスペース機能でちんまりと開催。再来月の次々回は平穏にオフライン開催できるといいなあ…と願うばかり。
発表作品はこちら↓
テーマ「しごと」
次回はテーマ「バトル」で9月に開催予定。
私が今回発表したのはこちら↓
続きを読むポータブル日陰
今のような日差しの厳しい時季には日傘が手放せない。以前と比べると一般的になったものの、まだ「美容意識の高い人が使う」というイメージの方もいらっしゃるかもしれないが、暑くなった現代ではかなり役に立つアイテムなのではないかと思っている。
- 日光がじりじり肌に灼けつく不快感がない
- 体感温度もマシになる
- 眩しくないので目の負担も減る
- 晴雨兼用なら突然雨に降られても安心
- もちろん日焼けもしにくくなる
以上の点から、もはや一度使い始めるとある程度以上暑い季節には日傘なしで外出する気がまったく起きない。全力でおすすめしたい。最近は性能の高いものも増え、デザインも縁がフリフリしたいかにも日傘らしいやつ以外にバリエーションも豊富になった。今のところ私が使ったことのあるのは以下の2種類。
モンベル サンブロックアンブレラ
これは数年使い倒した。デザインがすごく可愛いわけではないが、「日傘の機能性は欲しいがフェミニンに見られるのは抵抗がある」という人にはむしろ無地にアウトドアブランドのロゴがドンとプリントされている無骨さが取り入れやすいかもしれない。
大きくて明るさもかなり軽減してくれる割に軽くて楽。ただ私は不器用なので三つ折りの骨をうまく折りたためず、中途半端に折って結構かさばる状態で鞄に突っ込んでいた。晴雨兼用で、雨の日の使用もまったく問題なかった。
人気商品なので今確認したらもうどこも売り切れてるみたい。ごめん。本格的に暑くなる前など、在庫があるときを狙ってほしい。
サンバリア100 Mサイズ
傘としてはかなり値が張るのでずっと躊躇していたが、今回思い切って購入。半永久的に日差しを100%防いでくれるという触れ込みだけあって、陰になる部分の眩しくなさや体感の涼しさではモンベルを上回っている気がする(気のせいかな…?)。
ただMサイズだと少しモンベルより直径が小さく、この小さな差が侮れなくて腕や足は隠れ切らない感じ。長い付き合いになるだろうから、思い切ってネットオークション等で手放して大きいサイズに買い替えるのも手かも…と検討中。モンベルは持ち手が引っかけられる形になっていないので、ちょっとしたときに腕や鞄などに引っかけられるのは地味に便利な点だと思う。日傘としての用途がメインだけど一応雨でも使えるみたい。まだ雨傘として使ったことはない。
サイズやデザインのバリエーションが結構あって選ぶのも楽しいが、こちらも人気商品らしくて既にラインナップのかなりの部分が欠品しているので気を付けてください。
ちっちゃな机とYouTube
YouTubeをよく見る人は多いだろうけど、そこで何を見ているかはものすごく個人差が大きいだろう。私は英語の動画を見ることが多いため、積極的におすすめしていかないと友達と話題を共有したり出来ないのでは?面白いので見てほしい!と思い、好きなものをつらつら紹介してみる。多くの動画では設定で公式に用意されているものか自動生成の原語字幕を出せるし、よく聞き取れなくても楽しめる音楽系の動画も多いので気軽に見てみてほしい。言ってることが100%理解できなくても何となく見ていられるおおらかさを身につければ、完璧な英語力がなくとも(というか私もそんなものには程遠い)楽しめると思う。
NPR Music Tiny Desk Concert シリーズ
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