【ドキュメンタリー映画】愛しのフリーダ
先日、主催している映画紹介イベント「ムビリオバトル大阪」の第13回を開催した記事を書いた。
実は「青春」というテーマから最初に自分の中で候補にしていたドキュメンタリー映画は「愛しのフリーダ」だったのだけど、迷った末「メイキング・オブ・モータウン」にした経緯があり、今後ムビリオバトルに持っていくこともなさそうなのでこちらで紹介しようと思う。
「愛しのフリーダ」を大変ざっくり言うとこんな感じ:
続きを読む【映画】第13回ムビリオ/メイキング・オブ・モータウン
ビブリオバトルのルールで映画を紹介しあうイベント「ムビリオバトル大阪」を主催している。
moviliobattleosaka.wixsite.com
隔月開催で本日13回目だったので、どうやらつごう3年目になるらしい。月日の経つのの早さよ…。新型コロナウイルスの感染拡大によりオンライン開催で、以前はオンライン開催のときはZoomを使っていたが、今回は試験的にTwitterスペースでやってみた。気軽だし(あと無料だし)、なかなか悪くないかもしれない。参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
今回の発表作品は以下の通り:
続きを読む共感必至のビートルズの曲と社会制度
1966年にビートルズがリリースした名盤「Revolver」の一曲目はジョージ・ハリソンの手になる「Taxman」から始まる。
タイトルにTaxとある通り、自分の収入にかかる所得税があまりに高かったことをきっかけに書かれたらしい*1。
「所得税高すぎるんじゃボケ」という感情から出発しつつ直接「所得税高すぎるんじゃボケ」という歌詞にはせず、架空の徴税人=Taxmanを一人称に置き、理不尽な内容を語らせるダークなユーモアが小気味よく大好きな曲なのだが、ちょっと気になるところもないではなかった。個人的な考えとしては、教育や貧困層への福祉などの必要なところにきちんと使われるなら(←最重要)、高額所得者への課税率が高くなるのは別にいいと思っているので。月々引かれる税金や保険料のことを思うとこの歌に共感できないわけじゃない、というかめちゃくちゃ共感するけど、あなたは稼いでるんだから別にそこまで怒らなくてもいいんじゃない?
そんな折、よく好きな曲の歌詞を調べているサイトのGenius Lyricsでこの曲を見ていたら、説明部分でちょっと下衆な好奇心が沸いてしまった。これ、数学の文章問題みたいな要領で解けてしまうな?
*1:オリヴィア・ロドリゴさんは女性が恋愛についての曲を書くと過剰に詮索されることに異議を唱えて「私に所得税の曲を書いてほしいのか」と述べたそうですが https://front-row.jp/_ct/17451379、趣旨には大変賛同する一方で、あなたが所得税の曲を書いたらめちゃめちゃ聞きたいよ
してみんとてするなり
気づいたら改めて思い返すとぞっとするような年数をTwitterに費やしている。
頭の中でどうでもいいようなことをずっと考えているようなタイプなので気軽に排出できるTwitterやSNSが合っている面もあるけれど、SNSはポストしたその瞬間から自分の手元から離れて、どんぶらこと波間へ流れて行ってしまうような感覚がある。自分の手元に「溜まる」ような所有感はない。もう少し「溜まる」場所、ふと読み返したくなった時にすぐそうできるような媒体も欲しかったので、重い腰をあげてブログというものを試験的に始めてみることにした。
目下の圧倒的な最大の壁は、まとまりのある文章を書くならスマホのフリック入力よりキーボードの方が絶対にいい性分だけどノートパソコンを起動するのはものすごく億劫だということ。しかし続くかどうかもわからんブログのためにタブレットと外付けキーボードを買う価値があるのかどうか…まあそれはおいおい考えることにする。