草を食む(ベジ食品食べてみた)

私はヴィーガンベジタリアンでは全然なくて何でも食べるのだけど、最近は個人的なちょっとしたエコ活動の一環として*1家で自炊をするときはなるべくお肉など動物性食品を減らすように心がけている。いくらか試してみて良かった商品を順不同で挙げてみようと思う。ちなみに家で自炊するときだけお肉を抜く程度だと今のところ健康上は良い意味でも悪い意味でも大きな変化は感じてないので、今のところ一番大きなメリットは食器などに動物の脂が付かないので洗い物が楽ということ。信仰やスピリチュアル的なストイックな動機はまったくないので、ラクに作れて不味くなければまあOKというざっくりしたスタンスでやっている。とはいえ、厳格なヴィーガンベジタリアンは人口比から言えばものすごく少ないわけで、むしろ私を含めた圧倒的多数の普通に動物性食品を食べる人たちが緩く消費を減らす方が全体のインパクトは大きいはずだ。

 

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フレークタイプなので、一人分だけカレーうどん作りたいみたいなときにも使いやすくていい。一般的なカレールウよりあっさりした味で、家で食べるときは私はむしろこれぐらいが好き。他の植物性カレールウも買ったことがあるけど、こっちの方が好きな味だった。あとカレーを作るときはインド食品店などにあるフレーク状の乾燥玉ねぎが便利でいい*2

 

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バターやマーガリンの代替品。「ほのかなアーモンドの香り」とあるけど私はいまいちわからなかった…。やわらかくて風味が薄味のマーガリンという感じ。アガベシロップとあわせてホットケーキの付け合わせにすることが多い。

 

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いくつか即席系の食品を試してみた中ではこれがおいしかった。皮のパリパリ感でジャンクな味わいが欲しい気持ちが満たされるので、お肉がなくてもそんなに気にならない。中身のあんもおいしい。

 

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代替肉の類はなまじ見た目が肉っぽいだけに風味の違いが気になっていまいち…ということが多かったけど、これは本当に肉っぽい。しかしオンライン販売が無くてIKEAの店舗に行かないと買えないので長いことありつけていない。こういうのがその辺で買えたらいいのになー。アメリカのビヨンドミートなんかは、昔ながらの大豆ミートとは違って本当に肉と区別がつかないぐらい再現度が高いらしくて食べてみたい。

 

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チャーハンとか作るときに入れるとちゃんとそれっぽい味になっておいしい。ミンチの大豆ミートを使うと肉なし麻婆豆腐もできる。私の生活範囲だとドンキホーテでよく見かける。

 

・豆腐

いや、豆腐を知らない人はいないと思うけど、そのまま食べるのはもちろん、お好み焼きやホットケーキを作るときに卵の代わりに潰して生地に入れても割と成立するということに気づいた。ちなみに、なんとなしに原材料欄を見るようになって気づいたのだけど、ただの白い粉にしか見えないホットケーキミックスでも意外と卵や乳の成分が入っている場合がある。海外の事情は知らないけど、日本でヴィーガンを貫くのは本当に大変だ…。頭が下がる。

 

●食べたことないけど食べてみたいやつ

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お肉を厚揚げにしたり牛乳を植物性ミルクにしたりするのは挑戦しやすいけど、卵は他に「なんとなく大体それっぽいポジションのやつ」がない。が、海外では植物性のフェイク卵というものがあるらしく、一度どんな味なのか試してみたい。容器に割り入れて混ぜるという段階を踏まずに容器から直接溶き卵(っぽいもの)を注げるなら普通の卵より手間も洗いものも減るし、量の調節もしやすそう。

 

とは言え、どうしてもヴィーガン対応食品となると似たような動物性食品と比べて割高だったり通販以外では手に入りにくかったりするところはある。以前と比べたら近所のスーパーでも代替肉などの取り扱いが増えてきたりしているので、このままあまり頑張らなくても気軽に試せる流れになってほしい。私はたまたまタバコもお酒もやらないので、半分娯楽費だと思うことにしている。

*1:たとえば、以前ブログに書いたこちらの書籍にも畜産は環境負荷が高いという話が結構出てくる。

hazukilazy.hatenadiary.com

*2:インド製で作りがおおらか(?)なせいか、たまに噛み切れない部分の繊維が入っていることがある。気にしない人向け